「取引検証」機能の説明 ~ 確認編 ~

「KabuYomi」ツールにおける「取引検証」機能について概要を説明します。
今回は確認編です。

「KabuYomi」ツールにおける取引検証の確認とは?

「取引検証」機能の説明 ~ 入力編 ~を読み、検証の入力方法を理解できているのであれば後は簡単です、少ない操作ですぐに取引の結果を確認することができますので、まるでゲーム感覚のように「取引検証」を楽しむことができるはず。

ただし、これはあくまでも株価を予測する力を身につけるために行う「取引検証」となりますので、掛け金は実際の自己資金を想定し、ある程度の緊張感を持って挑んでいただいた方が実践にも通用する実力を身に付けられると思います。

また、「取引検証」を実施することによって対象銘柄における値動きの特徴も把握することができますので、分析目的で「KabuYomi」ツールをご利用されている方にも、この機能に触れていただきたいと思います。

それでは「取引検証」の確認方法をシート毎に説明させていただきますが、まずは「取引検証」で使用するシートを画像1でご確認いただけますでしょうか。

画像1 「取引検証」で使用する対象シート

記事7(画像7-1)

 

赤い矢印で示されたシートがその対象となるのですが、使用するシートは全部で4つあり、その内[ 6.検証管理 ]シートについては「取引検証」機能の説明 ~ 入力編 ~で説明していますので、今回は残りの3つについての説明となります。

[ 1.株価分析 ]シートでの確認

このシートは通常の取引において「分析」を目的として使用しますが、「取引検証」においてもそれは同様となります。

ただし「取引検証」を実施する際には、「検証モード」に切り替えなければ正しく機能させることができません。

やり方は至って単純で、画像2に示す赤い矢印のチェックボックスにチェックを入れるだけです。

画像2 「検証モード」の切り替え方

記事7(画像7-2)

 

するとチェックボックスの下に表示された「OFF」の文字が「ON」に切り替わり、画像3の様に赤い点線で囲まれた「マーク」が入っている日付の情報しか表示されなくなります。
※マークがグレーの部分はデフォルトで情報が表示される仕様となっています。

画像3 「検証モード」時の状態

記事7(画像7-3)

 

このように「マーク」を増やす度に情報も増えていきますので、検証入力した結果に関しては、日単位でその後の動向を確認することができる仕組みになっているのです。

[ 5.検証情報 ]シートでの確認

このシートも通常の取引の際に使用する[ 2.株価情報 ]シートと同様で、「検証モード」時に使用できる「チャート」分析
となります。

ですので、画像4を見ていただければ分かる通り、取引ステータス(買い:1)も表示されていますし、その日付も[ 1.株価分析 ]シートで「マーク」を入れた最新の日付になっております。

画像4 「検証モード」における株価チャート

記事7(画像7-4)

 

[ 7.検証損益 ]シートでの確認

最後にこちらのシートですが、これについても通常の取引の際に使用する[ 4.取引損益 ]シートと同様で、「検証モード」時に使用できる「損益」確認となりますので、画像5のように最初は何も表示されていない状態となります。

画像5 西暦を入力する前の状態

記事7(画像7-5)

 

ですので画像6のように、検証を実施している西暦を入力していただければ、「取引検証」における「損益」の状況を確認することができます。

画像6 「損益」の確認

記事7(画像7-6)

 

是非ともこれらの機能を活かし、対象銘柄における値動きの特徴を捉えられるようになってください。