ツールの使い方 ~ 2.株価情報シート ~

「KabuYomi」ツールにおける[ 2.株価情報 ]シートの使い方について解説をします。

[ 2.株価情報 ]シートの主な役割とは?

このシートはチャートによる株価分析をする際にしか使用しませんが、チャートそのものは様々な角度から分析できるようにいくつかの機能を搭載していますので、それらの使い方について解説します。

分析に使用できるチャートの種類

まずはチャートの種類ですが、このシートには次の4つのチャートが備わっており、それぞれ機能や使い方が異なりますので、目的や用途などによって使い分けをしてください。

チャートの種類とその機能

 ・日足チャート(直近):株取引の表示機能あり 指定日の表示機能なし 
 ・日足チャート(指定):株取引の表示機能あり 指定日の表示機能あり
 ・週足チャート(直近):株取引の表示機能なし 指定日の表示機能なし
 ・月足チャート(直近):株取引の表示機能なし 指定日の表示機能なし

チャートとしては一般的な日足、週足、月足の3つとなるのですが、用意された2つの機能との組み合わせによって、計4つのチャートに分かれています。

チャートに実装されている2つの機能は、いずれもチャート分析をするうえで大きな役割を担っておりますので、それぞれ詳しく解説させていただきます。

機能その1 株取引の表示機能

これは自身で行った株取引をチャートに反映させる機能であり、その成果をビジュアル的に確認することができますので、取引における傾向の分析や取引の振り返りなどに役立てることができます。

具体的には画像1をご覧いただきたいのですが、通常のチャートには存在しない、3種類のアイコンが含まれていることにお気づきいただけると思います。

画像1 取引ステータスアイコンを含むチャート

記事11(画像11-1)

 

これは取引ステータスを表すアイコンとなっており、以下ののルールに基づいてチャート上に表示される仕様となっています。

取引ステータスアイコン

  ・売り:記事11(画像3-1-1)
  ・買い:記事11(画像3-1-2)
  ・決済:記事11(画像3-1-3)

   ※各アイコン内の数値は「取引No」を表している。

ですので、取引No毎にアイコンに注目していただければ、画像2にあるように損益の状況やエントリーのタイミングなど、取引情報が一目瞭然となるのです。

画像2 利益が発生している状況

記事3(画像3-2)

 

また、細かな取引金額などについても、画像3のようにアイコンにカーソルを合わせるだけで情報が表示されますので、分析などにも役立てることができるのです。

画像3 アイコンの詳細情報確認

記事11(画像11-3)

 

機能その2 指定日の表示機能

これは「日足チャート(指定)」にしか備わっていない機能であり、単純に検索の役割を果たすだけの機能となりますが、[ 1.株価分析 ]シートで割り出した状況をチャートで確認する際に使用できたり、「日足チャート(直近)」における最終日の前日を指定することによって、日足チャートを通常の2倍に延長させることもできます。

1つのチャートで表示できるのは100本分のローソク足となりますので、そのように設定すれば一度に200本分の日足チャートが確認できるのです。

また、「日足チャート(指定)」には株取引の表示機能が搭載されていますので、振り返り分析もその分長く確認することができるのです。

指定日の設定方法は簡単で、画像4の赤い点線枠で囲われた「指定」項目のチェックボックスにチェックが入っている状態で「年」「月」「日」を入力します。

この時対象日と一致するデータが存在しない場合(土日や祝日で株式市場が開かれていない日)には、判定欄に”×”が表示されますので、対象日が見つかるまで日にちをずらしてみてください。

画像4 検索対象日を入力する

記事11(画像11-4)

 

ちなみに判定欄が”×”の場合には、直近のデータが表示される仕様となっています。

チャート表示に関する設定の種類

先ほどまでは機能についての解説でしたが、実際に「KabuYomi」ツールを使用している方の中には「チャートがうまく表示されていない」と言った事象が発生している方もいると思われます。

ですのでここからは、チャート表示に関する設定について解説させていただきます。

チャートが表示されない理由は以下のいずれかが正しく設定されていないことが原因となりますので、ご確認いただけますでしょうか。

設定その1 軸の境界値

実はこの「KabuYomi」ツールに取って最大の欠点となるのが、この「軸の境界値設定」です。

本来なら設定箇所に計算式を入力したかったのですが、現時点のExcelにはそのような機能が備わっておりません。

唯一対応できる手段としてはマクロ(ExcelVBA)の組み込みがあり、マクロを実装させれば計算処理を自動化させることも可能なのですが、そもそも「KabuYomi」とは?で説明している通り、利用者の安全性を確保するために「KabuYomi」ツールにマクロは搭載させないという方針であるため、これについては諦めるしかありませんでした。

ですのでこの設定だけに関しては、利用者自らが設定しなければならないのです。

しかも設定箇所は1つのチャートで2か所あり、4つのチャートを全て利用する場合には合計8ヶ所全てを設定することになることをご承知おきください。

実際の設定手順については、以下の通りとなります。

手順1 設定画面の表示

画像5の赤い点線枠を右クリックし、「軸の書式設定」を選択する。

画像5 チャートにおける軸エリア

記事11(画像11-5)

 

手順2 境界値の入力(右)

画像6の赤い点線枠を参照して、青い点線枠(境界値)に「最小値」と「最大値」を入力する。

画像6 軸の境界値

記事11(画像11-6)

 

手順3 境界値の入力(左)

画像7の赤い点線枠を右クリックし、手順2と同様に境界値の「最小値」と「最大値」を入力する。

画像7 軸の境界値

記事11(画像11-7)

 

以上が軸の境界値を設定する手順となりますが、チャートは日々株価の変動によって境界値が変動するため、もし計算式の値と境界値の値が乖離してきましたら、お手数ですが再度設定しなおしてください。

設定その2 表示チェックボックス

これは単純に表示/非表示の切り替えスイッチとなるチェックボックスであり、各パーツに合わせて細分化してありますので、用途に合わせて自由に切り替えてご使用ください。

状態としては、チェックが入っていれば表示となり、チェックが外れていれば非表示となります。

デフォルトでは全てのチェックボックスにチェックが入っておりますので、画像8のように「ローソク足を消して移動平均線だけを見たい」と言った要望にも対応することができます。

画像8 軸の境界値

記事11(画像11-8)

 

このように分析に合わせて様々な表示カスタマイズが可能ですので、色々と試してみてはいかがでしょうか。